携帯電話購入

当初は2,3日に1回くらいは更新しようと思っていたけど、気づいたら一週間経過してしまった。。。
この1週間、大学に通学を開始し、英語でベトナム語を習う、という初めての面白い体験をしている。受ける前は、自分のへなちょこ英語力でちょっと心配だったが、いまのところ基本的に支障はない。授業はまだ午前中だけだが、家探しに難航しており、午後のほとんどの時間を物件探しに使っている状況。授業のことや家探しのことはまた別の機会にブログに投稿することにし、今回は先日購入した携帯の話（IT出身ということで・・・笑）。

携帯はNguyễn Kimという、ホーチミンで一番大きい電気屋さんで購入した。場所は市内の中心地にあり、一番大きいと言ってもお店のサイズは秋葉原のヨドバシカメラのだいたい1/10くらい。テレビやパソコン、冷蔵庫、洗濯機・・・と主要な家電は揃うが、やはり種類も少なく、日本の大型家電量販店のようにありとあらゆるものが揃う品揃えにはかなり見劣りする印象。家電芸人、ではないが電気屋好きとしてはちょっと物足りない。

こちらの携帯の契約形態は、携帯端末とSIMカードを別々に買うといういわゆるSIMフリーの形式と、電話会社がSIMカードと携帯端末をセットで販売するSIMロックの形式の二刀流が存在する。つまりiPhoneも同じく、電話会社から購入するとSIMロックだが、普通に上記の電気屋でもSIMフリーのiPhoneが売っている！ちゃんとした（ように見える）お店なので、おそらく違法ということではないと思う。値段は32GBのiPhone 4sで約9万円。日本のように端末の値段分の割引みたいのは無いためこちらの物価から考えると信じられないくらい高いが、市内でもiPhoneを持っている人はけっこう見かけ、iPhoneを持っていることが一種のステータスのようだ。こういう点でも所得の格差の大きさが伺える。そのあたりも今後確認して行きたい。

自分はSUMSUNGのGalaxy S2を購入。日本円で約4万円弱。やはり高いが、得られる情報量の多さが格段に違うので迷わずスマートフォンを選択。（ベトナム語の辞書アプリもある！）さらにベトナムのカフェはほとんどのお店でWifiが無料で使えるので、スマートフォンは本当に重宝する。使い慣れたiPhoneにしようとも思ったが、ちょっとAndroidも使ってみたかったので・笑

SIMカードはそのお店には売っていなかったので、近くの怪しげな中古携帯屋で購入。日本のように、電話は従量課金でパケット定額みたいなサービスもあるようだが、私用携帯は一般的にプリペイド式が利用されているようなので、自分もプリペイドSIMを購入。（約800円）因みにベトナムでは道ばたの露天みたいなところでもSIMカードは売っている。その店では同じくSIMフリーの中古のiPhoneも売っており、iPhone4だが値段は4万円くらい（こちらのお店は値札が無いので、交渉の余地はあると思う）、スマートフォンは盗難が多いと聞くが、そのiPhoneももしかしたら・・・。

SIMをセットしようと思ったら、電気屋のお姉さんが何も言わずに全ての初期設定を店頭でやってくれた。お姉さんは英語が話せるため、どの携帯を買おうかとか迷っているときに契約の仕組みとかを色々と教えてくれたベトナムの携帯の先生だと勝手に思っている。（このお店には実は2回行ってるのだが、2回とも対応してもらった）おせっかいにもfacebookとなぜかyahooメッセンジャーのアプリまでダウンロードしてくれて、新手の逆ナンか？？と思ったが、残念ながら決してそんなことはあるはずもなく・・・笑

買ってから気づいたことだが、SUMSUNGの海外携帯は日本語表示や入力が初期設定ではできない。Androidマーケットから日本語入力表示アプリをインストールすれば入力は可能になるが、初期設定のアプリの一部は日本語化されるもののメニューは基本的に英語か韓国語しか選択できない。もちろんベトナム語も表示入力可能だが、おそらくローカライズされたもので、どうやらAndroidは他言語対応はしていないことを知った。iPhoneは世界中の言語に設定だけで変更可能なので、そのあたりも、初心者に易しいiPhone、カスタマイズ性が高いAndroid、と言われる所以なんだろう。ネットで調べると、自分でソースを書き換えて表示を変えたり、機能自体のプログラムを変えたりもできるようだ。このあたりもちょっとIT心がくすぐられる。もちろんそこまではするつもりはないが（笑）まだ時間をかけて機能などは見きれていないが、ベトナム語の勉強の為にも近々全てベトナム語表示にして使ってみようと思う！

さて、書き始めたらむちゃくちゃ長くなった＆いきなり超ニッチな話題になったが、追ってもっと一般的に興味が持たれそうなベトナムの情報を投稿して行くので、どうか愛想を尽かさないで下さい・笑